イラストレーターで文字化けしているんですが。

オリジナルプリントなどのものづくりでフォントデザインがまったく別物になってしまっているのですが・・。というミスが起こる可能性があるというのはご存知でしょうか?

オリジナルキャップまたはウェアなどを制作する際、僕は、プリント・刺繍などのもとになるデータはほぼイラストレーターにて作成しています。
そこから製版してみたりデータ出力してみたりパンチカード作成を進めていったりという事がほとんどです。

お客様がイラストレーターで作成したとデータを送ってくれる事もあるのですが、文字化けしてしまっておりデザインがまったく別物になってしまっている事が「ちょくちょく」ございます。
制作するにあたって「デザインが依頼したのと違うじゃないか!」となってしまっては大事件です。
今日は、イラストレータのフォントが文字化けしてしまったという事について簡単ですが解説していきたいと思います。

まず、「文字化け」というのは、上記イラストの女性は「Rukou Medium」というフォントを使用してデザインを作成しました。
しかしこのフォントは特別なもので標準でパソコンにインストールされているわけではありません。
受け取った男性がデータを開いてみたら、一般的な小塚ゴシック体のデザインに置き換えられてしまっています。

そう、イラストレーターによって、このPC環境によってフォントデザインが変わってしまう現象の事を「文字化け」と表現しているのです。
(メールでもよく日本語が漢字や図形などで届く事を文字化けと言いますが、ここでは若干ニュアンスが違いますのでご了承下さい。)

[文字化けの理由]
何故このような現象が起きてしまうかと言いますと、簡単にPC内に同じフォントが組み込まれていない為、指定されたフォントを呼び出す事ができないのです。
( 例えばAという文字を呼び出そうとしてもAという文字がPC内に存在しないとすれば、PCが勝手にAに近いものとしてBという文字を呼び出してしまうというような現象です。)

ではなぜ、このような文字化けされたデータが「ちょくちょく」送られてくるかと言いますと。
自分のPC内で作業しているとアウトライン化していなくても問題なく表示されているから「特に気にしていない」「アウトライン化を忘れている」「文字化けする事を知らない」など、おそらくの要因ですが、このようにして僕のもとへ文字化けデータが到着するのだと思います(汗)。

それと、保存形式によっても「文字化け」という問題が潜んでいることも多いのです。
イラストレーターで作成したデザインデータですが、保存する際に保存形式が選択できると思いますが。イラストレーターでの編集ができる機能持たせたPDFデータ形式で保存されたデータの場合、ブラウザなどでPDFで確認した場合にはデザイン問題なかったのに、実際にイラストレーターにて表示しようとしたら実は、アウトライン化されておらず文字化けしていた・・という盲点があったりします。←僕のところにくるデータのうちこちらの文字化けタイプのほうが多いですね。

僕は必ずプリント工程の前にこのデータチェックを行いますので、誤って文字化けしたままオリジナル制作をしてしまった・・という事はないのですが、どちらにしても、文字化けしてしまっているので文字化けしないものを用意しなければいけないのです。

イラストレーターの文字化けを解消する方法ですが。
1. デザインデータを作成して頂いた方のPCで予めアウトラインを作成して頂き、もう一度送りなおして頂きます。
アウトライン化の方法がわからない方は、一応上記方法を記載しておきましたので、参考にしてみて下さい。※Windows10でCC2020を利用しているため、バージョンやPCによっても方法が変わるかもしれませんので上記方法が出来ない方は使用しているバージョンやPCの種類などで検索などされたら解決すると思います。

2.別の方法ですが、作成頂いたデータで使用している同じフォントを自分のPCにもインストールして表示させるという方法になるのですが、有料のものであったり自作のものであったりすると簡単にインストールする事ができず、たいそうな労力がかかってしまいます。
正直 [2番] は現実的ではありませんので、[1番] でデザイン作成して頂いた人にアウトラインを作成して頂いて送っていただくようにお願いしてください^ ^。

アウトライン化作業はほんの数秒でできますので、イラストレータデータでデザイン入稿する際には是非ともこの一工程をしていただいてデータを送付いただけると助かりますm(_ _)m
どうぞ宜しくお願い致します。

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